ネットスターのタカハシです。
最近、携帯電話でのフィルタリングサービス(いわゆる「有害サイトアクセス制限サービス」)について、さまざまな問題点を指摘するマスコミ報道が増えていますね。また個人のブログで問題について言及・解説されているケースも見られます。
ネットスターも、携帯電話会社各社へフィルタリングサービスで使われるURLリストを提供している立場から、様々なご指摘については決して他人事ではいられないところです。連日の報道内容やネットでの論調などをなるべく注意深くひとつずつ見ています。
ネットスターのセキです。
ブラックリストの作り方パート2、今日はURLの登録方法についてお話します。
フィルタリング用のブラックリストデータベースを作るために、まずインターネットロボットや迷惑メール、ブログや通報窓口などからURLアドレスを大量に集めます。
集めたURLアドレスを丸ごとブラックリストに入れてしまいます。
・・・なんて、もちろんそんなわけには行きません。
手当たり次第にURLアドレスを全部投げこんでしまっては、正確にフィルターをかけることができません。
ネットスターでは、集まったURLアドレスがどんなサイトのアドレスなのかを確認し、データベースに登録していきます。
この作業を行うのが、URLリサーチセンターというURL登録専門の部署です。
URLリサーチセンターでは、約35名の専任担当者(リサーチャー)が365日年中無休でURLの確認登録を行っています。
この35名という人数、多いと思いますか?それとも少ないと感じましたか?
全世界のwebサイトが数千億ページ、悪質なサイトがそのうち1パーセントと仮定しても、数十億ページですから、日本の1企業の35名ですべての悪質サイトを全部を見るなんて、とても無理です。
35名じゃ少なすぎるんじゃない?と思った方、実はネットスターのURLリサーチセンターは、日本最大級の規模なのです。
この35名は、「PCサイト専門」「携帯サイト専門」「中国語専門」など、確認対象それぞれにあわせた専門チームに分かれています。
リサーチャーたちは、システムで自動分類されたURLを、実際にパソコンや携帯で表示して内容を確認していきます。
単純にURLをクリック→表示されたページだけを見るのではありません。
仮に、表示されたページが一見無害に見えても、書かれている内容や他のコーナー、リンク先がどんなサイトなのかをじっくり細かく見ていくのです。
いくらコンピュータが精巧でも、文章や画像がどのような意味合いで使われているか、そこまでは判断できません。最後はやはり人の目で判定することが大切なのです。
このようにして、ネットスターのデータベースは作られています。
さて、この35名のリサーチャー、どんな人たちだと思いますか?
ネットスターの場合、リサーチャーはすべて女性なんですよ。
この話をすると、皆さんかなり驚かれるんですよね・・・そんな驚きを、『アスキードットPC』というパソコン雑誌でもご紹介いただきました。
漫画でわかりやすく紹介してありますので、ご興味のある方は見てくださいね。
ネットスターのセキです。
もうすぐゴールデンウィークですね。
この大型連休、お休みでも、お仕事でも、なんだか忙しい・疲れた~!となるものです。特にご家族が勢ぞろいするとお母さんは特に大変ですよね・・・
とはいえ、新学期が始まってしばらくしてのこのお休み、お子さんにとっては環境の変化に慣れ始めたところでお母さんやお父さんと過ごせる良い機会です。
学校のこと、友達のこと、いろいろとお話してみてくださいね。
さて、URLフィルタリング「悪質サイトブロック」を支えるのが、ネットスターのデータベース。
このデータベースに、見たくない・見せたくないサイトのブラックリストが登録されている、というお話をしました。
このブラックリストはどのように作られているのでしょうか。
リストを作るためには、まず候補となるwebサイトを集めなければなりません。
全世界のwebページ数は、数千億にも上ると言われています。この中から、どうやってあやしいサイトを探し出すのか。
ネットスターでは、悪質サイトが集まりそうな、いろいろな場所から情報を入手しています。
■インターネットを巡回するロボットによる自動収集
■迷惑メールの収集
■ブログスパム
■善意のご協力者による通報(迷惑.jp)
■業界団体からの情報提供
このようないろいろな場所からURLアドレスを大量に集めています。
迷惑メールやブログスパム(トラックバックやコメントを利用したスパム投稿)はみなさんも経験があるのではないでしょうか?
このようなスパム行為は、投稿の内容に関わらず、ルール違反であることはもちろん、出会い系やアダルトサイトなどの宣伝手段とされていることが多くあります。
これらの文中に記載されたURLをネットスターで確認・判定してデータベースに登録してゆくのです。
さて、どうやって確認するのか?どうやって登録するのか?
次回は具体的な作業のお話をしていきます。
ネットスターのセキです。
昨日は、「URLフィルタリング=見たくない・見せたくないサイトをブロックするもの」というお話をしました。
今回は、「どうやって悪質サイトをブロックするのか」ということをお話します。
ご家庭で悪質サイトを見ないようにするには、いろいろな方法があります。
ネットスターでは、そのなかから「データベース方式」を採用しています。
このデータベースには、「見たくない・見せたくない」対象になる可能性があると思われるサイトのURLが大量に登録されて、「ブラックリスト」が作られています。
この「見たくない・見せたくない」対象は、ご家庭や企業でインターネットをお使いになるいろいろなシーンを想定して私たちが設定しています。
現在、ネットスターではフィッシング詐欺サイトなどが登録されている「違法と思われる行為」や、「ヌード画像」など73のカテゴリを設定しています。(詳しくはこちらをご覧下さい)
このカテゴリ分類のお話には、少々時間をかけた説明が必要ですので後の機会にじっくり解説させてくださいね。
さて、フィルタリングの説明に戻ります。
URLフィルタリングを設定したパソコンや携帯電話でwebサイトにアクセスしようとうすると、まずこのデータベースに、そのwebサイトのアドレスが登録されているかどうかを確認します。
例えば、今このブログをご覧になっているパソコンに「ゲームサイトは見てもよい」「ワンクリック詐欺のサイトは見てはいけない」というルールが設定されているとします。
見たいwebサイトのURLが「ワンクリック詐欺サイト(ネットスターのカテゴリでは”違法と思われる行為”)」として登録されていなければ、画面にwebサイトが表示されます。
ですが、そのURLが「ワンクリック詐欺サイト」として登録されていると、画面には「このサイトは表示できません」というメッセージが出てきて、サイトを見ることはできません。
おおざっぱに、このようなイメージです。
このようにして、見てもよいサイト・見てはいけないサイトを判別していくことで、URLフィルタリングソフトやサービスを使っている人は、安心して安全にインターネットを楽しむことができると私たちは考えています。
・・・コンピュータやインターネットの中身の話をし始めると、少し疲れますね。
悪質なサイトをブロックするための、フィルタリングソフトに関する詳しい情報は、
社団法人インターネット協会 フィルタリングソフトのしくみなどでもわかりやすく紹介されていますので、ご興味のある方は是非ご覧下さいね。
ネットスターのセキです。
先週末、関東の田園地帯にある実家に帰ったところ、父母から仕事内容について質問を受けました。
何度か同じ質問をされ、何度か同じ答えを返しているのですが、なかなか理解してもらえません・・・
パソコン歴5年ながらメールのやりとりが精一杯の母いわく、「ウイルスソフト(*注)とは違うの?」
コンピュータ使用歴30年の父いわく、「迷惑メールが来なくなるやつとは違うのか?」
(*筆者注:「ウイルス対策ソフト」と言われるソフトウェア一般をあらわす言葉。人によっては「ウイルスバスター」などの商品名・商標を使用する場合もある。「セロテープ」が「セロハンテープ」一般を表現するのに使用される例と同様の事象)
そう、わたしたちが提供している「URLフィルタリング」というモノ、まだまだ一般に知られているものではありません。
このブログをお読みのあなたは、【URLフィルタリング】をご存知ですか?
実を言うと私自身も、ほんの少し前まではURLフィルタリングというものを知りませんでした。
【URLフィルタリング】とは「特定のWebサイトへのアクセスを禁止するしくみ」です。
ご家庭でお使いの方には「悪いサイトを見られないようにするしくみ」という言い方が一番わかりやすいでしょうか。
何が「悪い」かは、使う人の年齢や立場(例:個人か法人か)によって異なりますし、使う場所(自宅か会社か携帯か)にも関係してきます。
ですが、ご家庭で【URLフィルタリング】を使用する場合には「悪いサイト」=【見たくないサイト・見せたくないサイト】と考えればよいでしょう。
ネットバンキングやネットショッピングをよくお使いの方なら、フィッシング詐欺サイトやワンクリック詐欺サイトが【見たくないサイト】でしょう。
年頃のお子さまをお持ちの方なら出会い系サイトやアダルトサイトは【見せたくないサイト】でしょう。
これらの、見たくない・見せたくないサイトをブロックするのがURLフィルタリングです。
フィルタリングは、パソコンだけではなく、携帯電話やDS・wiiといった、インターネットに接続できるいろいろな機器で行うことが可能です。
もちろん、それぞれの機器に対応したソフトウェアやサービスを設定することが必要になります。
再度の質問ですが、「URLフィルタリング=見たくない・見せたくないサイトをブロックする」ということ、なんとなくおわかりいただけましたでしょうか?
「なんとなくわかったけど、なぜ必要なの?」
「なんとなくわかったけど、うちには必要なさそう・・・」
「なんとなくわかったけど、どうやって判断するの?」
次回は、URLフィルタリングのしくみについてもう少し細かなところをお話していきます。