こんにちは。ネットスターのヨシイです。
今回も「第六回 家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を皆様に紹介していきます。
最終回の今日は「中学生と大人の距離感」をご紹介します。
現在、子どもたちの様々なネットトラブルが報道されています。しかし、そこには相談相手としてなど「頼りになる大人」があまり登場しないように思います。
いまどきの中学生がネットでトラブルに直面したときの相談相手や、そのトラブルに会わない為の教育など、中学生とネットと大人をとりまく現状をご紹介します。
まずは相談状況についてご紹介します。
みなさんは中学生の頃、困ったことに直面した際、誰かに相談していましたか?
両親、友達、先生など自分の身近な人に相談していたのではないでしょうか。
またインターネットを使い始めてから、困ったことに直面した際には、パソコンに詳しい人に相談するという人が多いのではないかと思います。
では、見ず知らずの人とも簡単にコミュニケーションが取れるようになった今の中学生はネットで困ったことがある際、いったい誰に相談しているのでしょうか?
「もし、インターネットでなにかトラブルがあったとき誰に相談しますか?」との質問に7割以上が「両親」と回答しました。
以下「学校などの友達」「兄弟」「インターネットで知り合った友達」と続きます。また、「警察」と回答した中学生が1割以上という結果には驚きました。中学生にとって警察は意外にも身近な存在なのですね。
これを学年別に見ると、「両親」と回答した比率が学年が上がるにつれ急に低下していることが分かります。
その代わり、「学校などの友達」「インターネットで知り合った友達」などの比率が高くなる結果となっています。
また、中3女子にいたっては「頼りになる人がいない」も1割以上となるなど、学年があがるにつれ相談相手が変化している結果となりました。
相談相手の1位が「両親」という結果だったのは、中学生らしい結果になったのではないでしょうか。
しかし、「頼りになる人がいない」との回答者が各学年1割前後でいることがわかり、早急にこの子達が相談できる人、場所が必要になるのではないかと思いました。
また、「ネットトラブルについて実際に相談したことがある」回答者は2割近くで、その相談相手もやはり「両親」との回答が圧倒的に多い結果となりました。
実際に相談したことがあるという回答が2割程度なのはやはり少ない方なのでしょうか。
そして、「実際に相談したことがある」回答者のうちの9割以上が「頼りになった」と回答しました。
これは相談する子どもも相談される大人も安心できる結果になったのではないかと思います。
親はネットのことはあまり詳しくないといわれていますが、中学生と比べると人生経験が豊富です。やはり中学生と比べてトラブルの解決方法(または解決してくれるだろう人・機関)は親のほうが詳しいはずです。
また、親に相談することによって精神的にも楽になるのではないかと思います。
ネットの事に限らず、日頃から困ったことがあったら相談する・される信頼関係が築けている証拠だと思います。
さて、次はネットモラル教育の実態についてご紹介していきます。
「ネット上でコミュニケーションとる際、他人に悪影響を与えることがなく、適切な行動をとれるようにする為」の教育、それがネットモラル教育ですが、私が子どもの頃には受けた記憶がありません。
思い返してみても高校生の時に「ネチケット」という言葉を聞いたことがあるような気がするぐらいです。ちなみにその頃は一生懸命ポケベルを鳴らしていました。
現在ではインターネットはあって当たり前。そんな状況の中、どれくらいの中学生が「ネットモラル教育」を受けたことがあるのでしょうか?
ネットモラル教育を受けたことがありますか?との質問に3割以上があると回答しました。
最近、未成年者のネットを通じたトラブルや事件が多数報道されるなか、3割という数字は多いか少ないか微妙なところですね。
ではその内容はどうだったかというと、「役立った」との回答が6割以上を占める結果となりました。
しかし、ネットに詳しいと回答した回答者では4割以上が「役立たなかった」、ネットに詳しくないと回答した回答者の1割以上が「よくわからなかった」という結果になりました。
同じ中学生でもそれぞれの習熟度の差による理解度の差が明確になったのではないでしょうか。
私はセミナー講師として講義する機会があるのですが、学年別、男女別で理解度や関心度に差があると感じることがあります。
この辺は今後、どういったカリキュラムで、どのように進めていくのかなど、子どもたちに教える私たちが抱える課題ではないかと思います。
そしてそういった教育だけでなく、インターネットを利用できる環境を与える保護者も子どもたちが安全に楽しくインターネットを利用できるよう、利用方法やルールの取り決め、子どもの年齢や経験によって利用できるサイトを決めるなど、子どもと一緒に取り組みながら、子どもたちを導いていかなければいけないのではないかと感じました。
さて、6回にわたり「第六回 家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
最後まで今回の記事をお読みいただき、ありがとうございました。
みなさま方の中には、普段あまり知ることの無い内容だったこともあり、驚いた方もいらしたのではないかと思います。
記事をお読みになったご感想はもちろん、子どもたちによるネットの使い方の実態など疑問に思っていることがありましたらコメントなど頂戴できるとうれしいです。
私もわずかとは言えセミナーなどで子どもたちや学校の先生がたとお話する機会があり、そこから得られた実感や日頃の業務から得られた知識などを総動員して、なるべくご期待に添える回答ができるようがんばっていきたいと思います。
ネットスターでは今後もこういった調査を行っていく予定です。その際はまたご紹介していきたいと思います。ご期待ください。
こんにちは。ネットスターのヨシイです。
今回も「第六回 家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を皆様に紹介していきます。
5回目の今日は「今どきの中学生の架空請求被害とファイル交換ソフトの利用実態」についてご紹介していきます。
まずは架空請求被害についてご紹介します。
みなさんは「ワンクリック詐欺」をご存知ですか?
「ワンクリック詐欺」とは迷惑メールのURLやホームページの入り口と思われるボタン等をクリックすると、突然、「入会申込の手続きが完了しました」などのメッセージが表示され、お金を請求される架空請求サイトです。
振込手続きを促すために、利用者の個人情報を取得したと錯覚させる文言等をあわせて表示させます。
もともとアダルトサイトに見せかけたサイトで多く見られる手法だったのですが、最近ではアダルトサイトだけでなく、一般・芸能ニュースや生活情報、ゲームの攻略サイトなど非アダルトのサイトも登場するようになりました。
大人でも被害者がでるサイトです。
まして、中学生はちょっと気になる芸能ニュースやゲームの攻略サイトがあればクリックしてしまうでしょう。そんな中学生の架空請求被害状況はどうなっているのでしょうか?
今回の調査では、2割以上の中学生が「ワンクリック詐欺サイト」にアクセスしたことがあると回答しました。10人中2人がアクセスしたことがあることになり、ちょっと多いかなと思いました。
また、習熟度別で見ると、「(自分は)インターネットに詳しいと思う」と答えた回答者の「ワンクリック詐欺サイト」アクセス経験は「ネットに詳しくない」と答えた回答者に比べ10%も多い結果となっています。
やはり習熟度の高いユーザの方がいろいろなサイトにアクセスしてる分、「ワンクリック詐欺サイト」アクセス経験は多いですね。
では、どういうサイトから「ワンクリック詐欺サイト」にアクセスしてしまったのでしょうか?
最も多いのは掲示板サイトです。
その次に一般的な検索サイト(検索結果)、アダルト的なサイト、ゲームのサイトと続きます。
アダルトが3位というのは意外な結果になったのではないでしょうか?
掲示板に書き込まれている内容によって「ワンクリック詐欺サイト」にアクセスしてしまう率は変わるとは思うのですが、多くの掲示板では情報源のURLを書き込むことが日常的に行われています。
自分の興味のある事柄についての情報源を見ようと思って「ワンクリック詐欺サイト」にアクセスしてしまったらちょっとびっくりしますよね。
2位の検索サイトもそうです。
もちろん検索するワードに左右されますが、検索ワードが非アダルトだった場合、「ワンクリック詐欺サイト」にアクセスしてしまったらとてもショックではないかと思います。
では、クリックした後の行動ですが、9割以上が「無視した」と回答しており、「お金を払った」はゼロでした。
中学生も「ワンクリック詐欺サイト」にアクセスしてしまってもお金を払わなくていいことを知っているんですね。その辺は安心しました。
また、他にも「親に相談した」という回答が約1割あったのにも安心しました。
というわけで、架空請求被害についてはいかがだったでしょうか?
いずれにしても今回の調査で被害にあわれた方が一人もいなかったことがなによりでした。
さて、続いては音楽ダウンロード実態です。
子どもたちのネット利用にはかかせない音楽ダウンロード。
この項目では中学生だけでなく大人も身に覚えがあることもあるのでは?と思います。ドキッとしないでくださいね。
まずは音楽ダウンロードの現状からご紹介します。
大人にも身近な音楽ダウンロード。中学生も6割以上が利用したことがあるという回答でしたが、どんなサイトからダウンロードしたの?
というと7割以上が正規のサイトからと回答しました。
しかし、非合法かもしれないサイト、非合法だとはっきりしているサイト、ファイル交換ソフトを利用して、や友達からもらったなど正規サイト以外から入手している中学生も多数いることがわかりました。
この状況はどうでしょう?なんとなく大人も同じような使い方をしているような気がします。
では、中学生も利用していると回答したファイル交換ソフト。
いったいどれぐらいの中学生が利用しているのでしょうか?
これについては、6割以上の中学生が「ファイル交換ソフトについてよく分からない」と回答する一方、1割以上の中学生が「自分で使っている」という回答でした。
以下、学校などの友達が使っている、親が使っている、兄弟が使っていると続きます。
今回の結果では3割以上の中学生の周りでファイル交換ソフトが利用されているという結果になりました。
中学生にとってファイル交換ソフトは身近なひとつのツールのようです。
また、学年・性別別にみると、中3男女ともに利用率が高い事がわかります。
学年が上がるにしたがい、利用率も高くなっていることが伺えます。
現在、ファイル交換ソフトを自宅でも使用禁止にしている企業や団体が多数あるなか、ご家庭内での利用率の高さにびっくりしました。
便利な反面、いろいろと批判が多いファイル交換ソフト。「子どもが勝手にインストールしていた」という話もよく耳にします。一度、利用方法を話し合ってみてはいかがでしょうか?
さて、今回のワンクリック詐欺と音楽ダウンロードの実態いかがだったでしょうか?
調査結果の紹介も次回で最終回。最後は中学生がネットで困ったときの相談状況やネットモラル教育の実態をご紹介する予定です。
お楽しみに。
こんにちは。ネットスターのヨシイです。
今回も「第六回 家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を皆様に紹介していきます。
前回はコミュニケーションサイトにおけるネットいじめについてご紹介しましたが、4回目の今日は、ネット内におけるコミュニケーションの現状と個人情報書き込みのリスクの認識についてご紹介します。
皆さんはネットで知り合った人と実際に会ったことはありますか?
現在、多くの大人がmixiのようなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用していると思います。
「SNSの中に母校のコミュニティを見つけ、久しぶりに同級生とコミュニケーションを取った」人や、「同年代や近所の人とのお花見や飲み会をした」人など、最初からネットの向こう側にいる人たちと会うことを前提にしたコミュニティが存在しています。
同じ学校だった人、同じ趣味を持った人など、少しでも自分と共通点がある人と気軽にコミュニケーションがとれるのはインターネットの楽しみの一つといえるでしょう。
それでは中学生の場合はどうでしょうか?
「インターネットで知り合った人と実際会ったことがありますか?」という質問に対して、9.3%の中学生が「会ったことがある」と回答しています。
つまり、10人に1人が実際に会ったことがあるという結果です。
積極的な中学生もいるものですね。
実際に会ったときの状況ですが、「グループで会った(同年代のみ)」が35.4%、「二人きりで(同性と)」が33.3%、「二人きりで(異性と)」が18.8%、「グループで会った(大人も一緒)」が10.4%、という結果になりました。
同性・異性を問わず、「二人きりで」と答えた中学生が同年代・大人を合わせた「グループ」よりも多い結果となりました。この結果は大人たちの想像を超えているのではないしょうか?
では知り合った場所はどんなサイトだったのでしょうか?
今回の調査では上位から「SNSやコミュニティサイトの掲示板」、「自分の持っているブログ・プロフ」、「趣味のサイト」となっており、「出会い系サイト」の回答はゼロでした。
世間一般では出会い系サイトが危険といわれていますが、子ども達はちゃんと、危ないところを理解しているようで安心しました。
では、実際出会いの場として利用されているサイトはどれぐらい普及しているのでしょうか?
次に「知り合った場所」で2位だったプロフ・ブログの所有率についてご紹介します。
第二回にご紹介したプロフ・ブログ。中学生はどれぐらい持っていると思いますか?
今回の調査では4割以上が「自分のプロフ・ブログを持っている」と回答しました。
学年別にみると、なんと中3女子の所有率は6割以上で、次に中2女子で4割以上という結果でした。やはり女子に圧倒的に人気があるようです。
プロフ自体、存在を知らない大人が多い中、子どもたちの間ではプロフはかなり身近な存在といえるでしょう。
では、中学生は自分のプロフ・ブログをどんな人が見ていると思っているのでしょうか?
1位はやはり「友達」。その後に「自分と同年代の人」、「同じコミュニティを利用している人」「見ず知らずの大人」と続きます。
「自分の知らない人が、自分のプロフ・ブログを見ている」と正しく認識できている中学生は想像以上に多い結果となりました。
しかし、プロフ・ブログの普及率が高い中3,2女子では「見ず知らずの大人」が見ているという認識をしている人が約3割しかなく、「見ず知らずの大人」が見ているかもしれないという意識が薄いという結果となりました。
また、個人情報の書き込みのリスクについて聞いたところ、9割以上が「自分の住所を掲示板やブログなどに書き込むことが危険だ」と回答しました。
次いで「自分の写真」、「本名」、「友達の写真」が約8割で続きます。
しかし、「メールアドレス」は約6割、「自分の家の最寄り駅やよく行く建物の名前」は4割まで下がります。
「メールアドレス」はいつでも変更できるので「何かあればすぐに変更すればいいや」ということでしょうか?
また、「自分の家の最寄り駅やよく行く建物の名前」は見ず知らずの人で自分のところまでわざわざ来る人はいない、もしくは、ネットで友達になった人に「近くに着たら連絡してね」といった考えで書き込みしているのでしょうか?
ネットは友達や同年代の子以外にも見ず知らずの人がいつでも見ることができます。
そのためネットをきっかけとしてストーカー被害にあうことは十分考えられます。
私は仕事上、プロフを見る機会があるのですが、この結果どおり「自分の家の最寄り駅やよく行く建物の名前」を書いている子は多いと感じます。
(もちろん本名、顔写真など上位にランキングしている項目を記載している子も見かけますが。)
ある子はプロフには写真、学校名など、その気になれば会いに行けてしまうぐらい個人情報を自分のプロフに書き込みしており、見ているこっちが心配になるくらいです。
ある日突然見ず知らずの人が目の前に現れないよう個人情報の記入には十分注意しましょう。
現実の世界で、なんの接点もない人ともコミュニケーションを取ることができるのがインターネットの楽しみの1つです。
ネットで知り合った人と実際に会ったり、自分のプロフ・ブログを持ったりすることそれ自体が危険であるとは思いません。
しかし、まだ心が成長段階にある中学生の場合、大人と比べ警戒心よりも好奇心が勝ってしまう可能性があり、危険な目にあうことも十分考えられます。
実際の生活の中で「見ず知らずの人」に声をかけられたからとついて行ったり、「見ず知らずの人」に個人情報を話したり、なんていうことはまずないと思います。
このように実際の生活の中では大人も子どもも警戒していても、なぜかネットの世界になるとその警戒心を忘れてしまう傾向があります。
いくらコミュニティサイトで知り合い、そこでコミュニケーションを取ったとしても、「知らない人」には変わりありません。もしかしたら嘘をついているかもしれませんし、うまく誘い出そうと優しいフリをしているだけかもしれません。
大人でもその判断は難しいのに、まだ判断力の弱い子ども達がいつも正しく判断できるとは限りません。
ネット上で知り合った人と実際に会う際は、子どもが「どんなサイト」で知り合った「どんな子」と「どこで」「だれと一緒に」会うのかぐらいは把握しておくようにしてください。
おなじみの学校や塾の友達と遊びにいくときには、「誰とどこそこにいってきます」と行き先と帰宅時間を伝える、という約束をしているご家庭が多いと思います。
知り合った場所に関係なく、子どもが新しい友達について自然に話しができる関係であれば良いのです。
お母さん・お父さんも、ネット上で知り合った人だからといって、頭ごなしに禁止したりするのは禁物ですよ。
次回は架空請求被害とファイル交換ソフトの利用実態をご紹介する予定です。
お楽しみに。
こんにちは。ネットスターのヨシイです。
今回も「第六回 家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を皆様に紹介していきます。
3回目の今日は「今どきの中学生のネットいじめの現状は?」ということで、コミュニケーションサイトにおけるネットいじめについてご紹介していきます。
みなさんは「学校裏サイト」と呼ばれるサイトをご存じですか?このブログでも、以前とりあげたことがありますので、ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ご存じない方にご説明すると「学校裏サイト」は、学校の公式サイトに設置された掲示板とは別に、生徒たちが匿名で情報の公開や交換をする掲示板です。
元を辿れば単なる掲示板なので特に怖いものではありません。
ところが最初は部活や学校のイベントの話題で盛り上がっていた掲示板が、だんだんエスカレートした挙げ句、先生の悪口になったり、いじめが起こったりする場合が出てきました。それが今、問題になっています。
次に、学校裏サイトの利用も含めたネットいじめについての調査結果をご紹介します。
今回の調査では実際に「(ネットで)いじめられた経験」「いじめた経験」は1割前後でした。
しかし、「いじめを見聞きしたことがある」は4割以上の回答がありました。
※画像をクリックすると大きなグラフがご覧になれます。
以下のグラフも同様にご覧ください。
特に中3女子にいたっては6割以上が見聞きしたと回答するなど、中学生にとってネットいじめはとても身近なものであることがわかります。
それにしても中3女子の6割以上という数字は衝撃的でした。
男子よりも女子の方が、友達や同年代が集まるサイトをよく利用する人が多いせいか、ネットいじめに接する機会も多いようです。
ネットいじめについて、具体的な手法としては、「『死ね』などのメッセージを送る」がトップ。
「相手の名を語って掲示板などにウソの書き込みをした」や「事実無根のうわさを掲示板に書き込んだ」が続きます。
その他「本名、住所などの個人情報を掲示板などに書き込んだ」という嫌がらせも目立ちます。
自分の知らないところで勝手に個人情報を書かれてしまうのはかなり悪質ではないでしょうか。
さて、ネットいじめが行われる場所としては、いじめた側および見聞きした側ともに「(両当事者に)無関係な掲示板」がもっとも多かったです。
しかし、いじめを受けた側は「自分のブログ・掲示板」がもっとも多く、「無関係な掲示板」は3位となっています。
これは双方無関係なサイトだけに、いじめを受けた側が知らない可能性も考えられます。
大人も気づきにくいネットいじめ。
「死ね」などのメッセージは書き込みされた子が気づかなければ特に害はないと思います。
しかし、個人情報を書き込むなど悪質な嫌がらせは、書かれた本人が気づかなくても、電話番号やメルアドが書き込みされていれば本人に危害がある恐れがあります。
「最近いたずら電話が増えた」や「いたずらメールが増えた」などがないか、大人も注意が必要です。
では、実生活におけるいじめとネットいじめは、何か関係性はあるのでしょうか?
今回の調査では、「実際の生活でいじめを受けていない人でもネットでもいじめを受けることがある」と回答した中学生が2割以上いました。
ネットいじめは大人からは分かりにくいだけでなく、子ども達にとってもいつ、何がきっかけで始まるかわかならい存在だということが分かりました
対処が難しいネットいじめ。
利用する子どもたち自身へのネットモラル教育が大切だと思います。
次回はコミュニケーションサイトの利用の仕方についてをご紹介する予定です。
お楽しみに。
こんにちは。ネットスターのヨシイです。
前回に引き続き今回も第六回「家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を皆様に紹介していきたいと思います。
グラフがたくさんありますので、記事では小さく表示しています。それぞれクリックすると大きな画像が開きますので、ご興味のあるグラフはどんどん開いてみてください。
今回は「今どきの中学生はネットでどんなことをしているの?」ということで、中学生のインターネットの利用目的とよく見るサイトなどご紹介していきます。
まず最初はインターネットの利用目的からご紹介します。
ところで皆さんにお伺いします。あなたは「何をするために」インターネットを利用していますか?
会社でインターネットを利用されている方は「新しい発注先を探すため」とか「営業先に関する情報収集」などがあり、ご自宅で利用されている方は「趣味の情報収集」や「お買い物又は購入したい商品の情報収集」という方が多いことでしょう。
他にもSNSやブログなど友人とのコミュニケーションを図るためにお使いの方も大勢いらっしゃるでしょう。
中学生の利用目的も大人とよく似ています。もっとも多かったのは「趣味などの情報収集」。以下、「友達との連絡(メールやブログ、掲示板含む)」「ひまつぶし」と続きます。
次にこれを男女別にみると、女子では「友達との連絡」や「自己表現(日記、作品発表など)」が、男子では「ゲーム」の人気が目立ちます。
また、習熟度別では「(自分は)インターネットに詳しいと思う」と答えた回答者は全項目で平均値を上回っている結果となり、いろいろな場面でネットを利用していることがわかります。
この辺は大人も習熟度が高いユーザーほどいろいろな場面でネット利用をしているので、大人の利用の仕方と同じ結果になったのではないでしょうか。
よく利用するサイトでは、「Yahoo!」、「MSN」などのポータルサイト」、「ブログ」、そして「YouTube」と続きます。
最近何かと話題の「YouTube」。大人だけではなく中学生にも人気があるんですね。
そして男女別にみると女子では「ブログ」「ふみコミュ」「芸能人情報」「プロフ」が、男子では「ゲーム」「ニコニコ動画」「2ちゃんねる」の人気が目立ちます。
やはり男女共に利用目的が一致するサイトに人気が集まりました。
上記のサイトをご存知ない方のためにご説明しますと、「ふみコミュ」は10代の女子に人気のコミュニティサイト、「プロフ」はプロフィールサイトの略で自分のプロフィール紹介するサイトです。プロフにはほとんどの場合「ゲストブック」と呼ばれる掲示板や「ブログ」などのコミュニケーションツールがついており、女子中高生の間で流行っているサイトです。「ニコニコ動画」はコメントが入れられる動画共有サイトです。よくTVなどを見ていると、番組に向かってツッコミを入れている人がいますよね。その突っ込みを動画に貼り付けて共有しようというサイトです。
習熟度別で見ると、ブログや掲示板、YouTube・ニコニコ動画、2ちゃんねるなどで人気の差が激しく出ています。
「(自分は)インターネットに詳しくないと思う」と答えた回答者が唯一「詳しい」回答者を上回ったのは、「Yahoo!きっず」などの子ども向けポータルサイト」の利用率。
ネット経験が増え、詳しくなるにつれ、情報受信型子ども向けポータルからおとな向けポータルへ、その後掲示板などの情報発信型のコミュニケーションサイトの利用や動画共有などの利用へと、利用形態が変化している様子が分かります。
利用目的、よく利用するサイトを見る限り、特に悪い使い方をしているようには見受けられず、男子よりも女子の方がコミュニケーション系の利用率が高い傾向があることがわかりました。
大人からみてもこの傾向は想像通りなのではないでしょうか?
「でも、大人からみて特に心配するような使い方をしていないようなのに、どうしてネット利用、トラブルについての報道を最近よく見かけるの?」と思われる方もいるかもしれません。
インターネットの利用は、PCよりも携帯電話を使う方が多いという統計があります。若くなればなるほどその傾向が強くなるそうです。
そして数あるサイトの中には、携帯電話でしかアクセスできないようなサイトがあります。その結果、中高生を中心に盛り上がるようなサイトが登場してくることが考えられます。
実はすでにそのようなサイトは存在しており、学校裏サイトやプロフと呼ばれるものがそれです。この詳細は次回取り上げますのでお楽しみに。
こんにちは。ネットスターのヨシイです。
7月に、ネットスターでは第六回「家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を発表しました。とても興味深い結果が出ましたので、このブログでも詳しく紹介していきます。
まずはこの調査の概要からご紹介します。
ネットスターでは2004年から「家庭向け」と「企業向け」両方のインターネット利用実態の調査を継続的に実施しています。
「家庭向け」の調査では、第一回~四回は保護者が対象、第五回は小中学生が対象でした。そこで第六回では、子どもを対象とした第五回の調査結果が好評だったことから、携帯電話の所有率が高くなる中学生に的を絞り調査を実施しました。
「中学生の1割近くが「ネットで知り合った人」と会ったことがある」や「中学生の1割以上がファイル交換ソフトを利用」など、大人と同じ、もしくはそれ以上と思われるほど、ネットを深く利用している実態が明らかになりました。
今回の調査はコンピュータ・インターネットを使っている全国の中学1年生男女混合100名、2年生男女各100名、3年生男女各100名、計500名に、ウェブアンケート方式で調査した結果です。
回答地域も人口分布率に合わせて調査しているので、全国の中学生のネット利用の実態に近いのでは?と思っております。
それでは次回から各項目の詳しい内容を紹介していきます。