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こんにちは。ネットスターのヨシイです。
今回も「第六回 家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を皆様に紹介していきます。
最終回の今日は「中学生と大人の距離感」をご紹介します。
現在、子どもたちの様々なネットトラブルが報道されています。しかし、そこには相談相手としてなど「頼りになる大人」があまり登場しないように思います。
いまどきの中学生がネットでトラブルに直面したときの相談相手や、そのトラブルに会わない為の教育など、中学生とネットと大人をとりまく現状をご紹介します。
まずは相談状況についてご紹介します。
みなさんは中学生の頃、困ったことに直面した際、誰かに相談していましたか?
両親、友達、先生など自分の身近な人に相談していたのではないでしょうか。
またインターネットを使い始めてから、困ったことに直面した際には、パソコンに詳しい人に相談するという人が多いのではないかと思います。
では、見ず知らずの人とも簡単にコミュニケーションが取れるようになった今の中学生はネットで困ったことがある際、いったい誰に相談しているのでしょうか?
「もし、インターネットでなにかトラブルがあったとき誰に相談しますか?」との質問に7割以上が「両親」と回答しました。
以下「学校などの友達」「兄弟」「インターネットで知り合った友達」と続きます。また、「警察」と回答した中学生が1割以上という結果には驚きました。中学生にとって警察は意外にも身近な存在なのですね。
これを学年別に見ると、「両親」と回答した比率が学年が上がるにつれ急に低下していることが分かります。
その代わり、「学校などの友達」「インターネットで知り合った友達」などの比率が高くなる結果となっています。
また、中3女子にいたっては「頼りになる人がいない」も1割以上となるなど、学年があがるにつれ相談相手が変化している結果となりました。
相談相手の1位が「両親」という結果だったのは、中学生らしい結果になったのではないでしょうか。
しかし、「頼りになる人がいない」との回答者が各学年1割前後でいることがわかり、早急にこの子達が相談できる人、場所が必要になるのではないかと思いました。
また、「ネットトラブルについて実際に相談したことがある」回答者は2割近くで、その相談相手もやはり「両親」との回答が圧倒的に多い結果となりました。
実際に相談したことがあるという回答が2割程度なのはやはり少ない方なのでしょうか。
そして、「実際に相談したことがある」回答者のうちの9割以上が「頼りになった」と回答しました。
これは相談する子どもも相談される大人も安心できる結果になったのではないかと思います。
親はネットのことはあまり詳しくないといわれていますが、中学生と比べると人生経験が豊富です。やはり中学生と比べてトラブルの解決方法(または解決してくれるだろう人・機関)は親のほうが詳しいはずです。
また、親に相談することによって精神的にも楽になるのではないかと思います。
ネットの事に限らず、日頃から困ったことがあったら相談する・される信頼関係が築けている証拠だと思います。
さて、次はネットモラル教育の実態についてご紹介していきます。
「ネット上でコミュニケーションとる際、他人に悪影響を与えることがなく、適切な行動をとれるようにする為」の教育、それがネットモラル教育ですが、私が子どもの頃には受けた記憶がありません。
思い返してみても高校生の時に「ネチケット」という言葉を聞いたことがあるような気がするぐらいです。ちなみにその頃は一生懸命ポケベルを鳴らしていました。
現在ではインターネットはあって当たり前。そんな状況の中、どれくらいの中学生が「ネットモラル教育」を受けたことがあるのでしょうか?
ネットモラル教育を受けたことがありますか?との質問に3割以上があると回答しました。
最近、未成年者のネットを通じたトラブルや事件が多数報道されるなか、3割という数字は多いか少ないか微妙なところですね。
ではその内容はどうだったかというと、「役立った」との回答が6割以上を占める結果となりました。
しかし、ネットに詳しいと回答した回答者では4割以上が「役立たなかった」、ネットに詳しくないと回答した回答者の1割以上が「よくわからなかった」という結果になりました。
同じ中学生でもそれぞれの習熟度の差による理解度の差が明確になったのではないでしょうか。
私はセミナー講師として講義する機会があるのですが、学年別、男女別で理解度や関心度に差があると感じることがあります。
この辺は今後、どういったカリキュラムで、どのように進めていくのかなど、子どもたちに教える私たちが抱える課題ではないかと思います。
そしてそういった教育だけでなく、インターネットを利用できる環境を与える保護者も子どもたちが安全に楽しくインターネットを利用できるよう、利用方法やルールの取り決め、子どもの年齢や経験によって利用できるサイトを決めるなど、子どもと一緒に取り組みながら、子どもたちを導いていかなければいけないのではないかと感じました。
さて、6回にわたり「第六回 家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
最後まで今回の記事をお読みいただき、ありがとうございました。
みなさま方の中には、普段あまり知ることの無い内容だったこともあり、驚いた方もいらしたのではないかと思います。
記事をお読みになったご感想はもちろん、子どもたちによるネットの使い方の実態など疑問に思っていることがありましたらコメントなど頂戴できるとうれしいです。
私もわずかとは言えセミナーなどで子どもたちや学校の先生がたとお話する機会があり、そこから得られた実感や日頃の業務から得られた知識などを総動員して、なるべくご期待に添える回答ができるようがんばっていきたいと思います。
ネットスターでは今後もこういった調査を行っていく予定です。その際はまたご紹介していきたいと思います。ご期待ください。
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