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ネットスター、第6回家庭向けインターネット利用実態調査結果の紹介 その3~今どきの中学生のネットいじめの現状は?~

2007年9月 6日 (木)

こんにちは。ネットスターのヨシイです。

今回も「第六回 家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を皆様に紹介していきます。

3回目の今日は「今どきの中学生のネットいじめの現状は?」ということで、コミュニケーションサイトにおけるネットいじめについてご紹介していきます。

みなさんは「学校裏サイト」と呼ばれるサイトをご存じですか?このブログでも、以前とりあげたことがありますので、ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ご存じない方にご説明すると「学校裏サイト」は、学校の公式サイトに設置された掲示板とは別に、生徒たちが匿名で情報の公開や交換をする掲示板です。

元を辿れば単なる掲示板なので特に怖いものではありません。

ところが最初は部活や学校のイベントの話題で盛り上がっていた掲示板が、だんだんエスカレートした挙げ句、先生の悪口になったり、いじめが起こったりする場合が出てきました。それが今、問題になっています。

次に、学校裏サイトの利用も含めたネットいじめについての調査結果をご紹介します。

今回の調査では実際に「(ネットで)いじめられた経験」「いじめた経験」は1割前後でした。

しかし、「いじめを見聞きしたことがある」は4割以上の回答がありました。

Survey21_2

※画像をクリックすると大きなグラフがご覧になれます。

以下のグラフも同様にご覧ください。

特に中3女子にいたっては6割以上が見聞きしたと回答するなど、中学生にとってネットいじめはとても身近なものであることがわかります。
Survey22_2

それにしても中3女子の6割以上という数字は衝撃的でした。
男子よりも女子の方が、友達や同年代が集まるサイトをよく利用する人が多いせいか、ネットいじめに接する機会も多いようです。

ネットいじめについて、具体的な手法としては、「『死ね』などのメッセージを送る」がトップ。

「相手の名を語って掲示板などにウソの書き込みをした」や「事実無根のうわさを掲示板に書き込んだ」が続きます。

その他「本名、住所などの個人情報を掲示板などに書き込んだ」という嫌がらせも目立ちます。

Survey23_2

自分の知らないところで勝手に個人情報を書かれてしまうのはかなり悪質ではないでしょうか。

さて、ネットいじめが行われる場所としては、いじめた側および見聞きした側ともに「(両当事者に)無関係な掲示板」がもっとも多かったです。
しかし、いじめを受けた側は「自分のブログ・掲示板」がもっとも多く、「無関係な掲示板」は3位となっています。

Survey24_2

これは双方無関係なサイトだけに、いじめを受けた側が知らない可能性も考えられます。

大人も気づきにくいネットいじめ。
「死ね」などのメッセージは書き込みされた子が気づかなければ特に害はないと思います。

しかし、個人情報を書き込むなど悪質な嫌がらせは、書かれた本人が気づかなくても、電話番号やメルアドが書き込みされていれば本人に危害がある恐れがあります。

「最近いたずら電話が増えた」や「いたずらメールが増えた」などがないか、大人も注意が必要です。

では、実生活におけるいじめとネットいじめは、何か関係性はあるのでしょうか?

今回の調査では、「実際の生活でいじめを受けていない人でもネットでもいじめを受けることがある」と回答した中学生が2割以上いました。

Survey25_2

ネットいじめは大人からは分かりにくいだけでなく、子ども達にとってもいつ、何がきっかけで始まるかわかならい存在だということが分かりました

対処が難しいネットいじめ。

利用する子どもたち自身へのネットモラル教育が大切だと思います。

次回はコミュニケーションサイトの利用の仕方についてをご紹介する予定です。
お楽しみに。

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コメント

小学生にインターネットを利用するうえでのモラルについて教えたいのですが、なにかアドバイスいただけないでしょうか。

また、いまは小学生にはモラルの勉強は早いという先生方が多く見られます。そういった先生方を説得するにはどうしたらよいでしょうか?

コメントありがとうございます。ネットスターのタカハシです。

インターネットというものがあまりに速く生活に浸透してしまったこともあり、「利用時のモラル」については、まだまだ確立されていないのが現状ですね。

ご指摘の通り、「子ども自身の判断力を養うなんて無理。良いこと悪いことを一つずつ具体的に教え込むしかない。」と断言される先生もおられるぐらいです。

まぁ、子どもに限らず、ネット上になると冷静さを失う大人も多いのですから、そういう持論に落ち着くのも無理ないのかもしれません。

とはいえ、誰でもインターネットを使用するときの「ルール」は知っておかねばなりません。
低学年には、まずは「べからず」方式で「やってはならないこと」を中心に教え、学年があがるにしたがって、シミュレーションを取り入れながら「自分で考える」方式で授業を進めてゆく、というケースが多いとも聞いています。

また、具体的な方法論について、専門家の先生方の研究成果が、少しずつではありますが、教育の現場へと降りてきている段階のように思います。

例えば、「情報モラル教育」というキーワードでネット上を検索してみると、ヒントになるような事例や具体的な教材が見つかると思いますよ。
ご自身の実体験に裏付けられた先生方の持論を、これで「説得」できるかどうかは分かりませんが、他校での実例を見ていただければ、少しは参考にしてもらえるかもしれません。

なお当ブログでも、情報モラル教育の専門家にお話を伺ったことがあります。
主に高校生を対象とした内容ですので、小学生とは異なる部分もあると思いますが、こちらの記事(連載です)もご覧いただければ幸いです。

http://www.hanasonet.com/2007/05/post_be68.html

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