ネットスターのタカハシです。
総務省から発表された「平成18年度電気通信サービスモニターに対する第2回アンケート調査結果」の中に、「親権者から有害サイト制限サービスの申込が可能であることの認知状況について」という質問項目があります。
まぁこの回答の分布自体には特に驚くようなことはありませんね。
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しかし、タカハシが少し気にしているのが「親権者から申し込める」のだからと、子どもと話をせずに、いきなり申し込むケースがあるのではないかという点です。というのも、ネットスターに問い合わせのメールが届いたことがあるのです。
メールの内容は「先日まで見ることができた●●●●というコミュニティサイトが突然見られなくなりました。なぜでしょうか。」といった趣旨でした。
問い合わせをされている方のお名前とか連絡先、いつから見られなくなったのかなどの詳しい状況を書いていないので、想像の範囲でしかないのですが、保護者から何の予告もなく「フィルタリングされてしまった」お子さんからのお問い合わせのように見えました。
おそらくフィルタリングサービスを報道などで知った保護者の中に、お子さんには何も言わずにいきなりサービス利用の申込をしてしまっている方がおられるのではないかと思っています。
しかし本来、フィルタリングは「こういうサイトの利用にはこんなリスクがある。だからきちんとそういうリスクに対処できるようになるまでは、フィルタリングサービスを使って身を守ることにする。」という保護者それぞれの考え方をサポートするためのテクノロジーです。
だからいきなり問答無用でフィルタリングするのではなく、そういった保護者ご自身の考え方を、まずはお子さんに直接伝えてほしいところです。
もちろんそういう問い合わせが毎日ひっきりなしに到着するわけではありませんので、きちんとお子さんと話をした上でサービス申込をされている方がほとんどなのだとは思っていますが・・・。
ちなみに、いわゆる一般的なコミュニティサイトは、その内容がアダルトとか出会い系とかとは関係なくても、フィルタリング用のデータベース上では「コミュニケーション(掲示板)」カテゴリとして、分類されています。また、こうしたオンラインコミュニケーションにつきものの様々な潜在リスクを警戒して、携帯電話事業者側では、「コミュニケーション」カテゴリを閲覧制限の対象にしています。
各事業者のウェブサイトにはこのあたりが記載はされているのですが、保護者の中には、「フィルタリングサービスはアダルトとか出会い系だけをブロックするもの」と素直に考え、「コミュニティサービスも見られなくなる」とはご存知無い方も少なくないはず。このあたりの事情についても、サービス利用前に保護者・お子さんの両方が認識できていることが必要になってきますね。
さて、連載もすっかり長くなってしまいましたが、今回で一区切りです。また気になる調査がありましたら、みなさんにご紹介していきたいと思います。
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