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ネットスターのタカハシです。
教育再生会議からの幻の?提言「親学」11項目の一つとして、「インターネットや携帯電話で有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」の実施」が含まれていたのは、ネットスターの立場からすると、それなりに気になっているところでした。
結局、なにやら不透明な形でお蔵入りしてしまったので、このブログ上で話題にすることもなかったのですが、nikkei BPnet:ビジネススタイル内のコラム「親学ってどうよ?お母さん達のホンネ(3)」の中で、『「フィルタリング」への素朴な疑問』として取り上げられています。
ここでは、保護者がフィルタリングの問題解決能力に対して懐疑的なことについて、コラム著者の方は、「意外な結果だった。」と口火を切られていますが、フィルタリング製品やサービスの提供に長年取り組んでいる我々からすると、「お母さん達」から出たコメントには意外性は無いのです。
結論から書いてしまえば、「フィルタリングで万事解決とは思わないでください」というのがネットスターが常々みなさんにお伝えしているところ。
あくまでも大人がどう導くのか、どう支援するのか、というところが「子どもにとって不適切なサイト」への向き合い方の基本と考えています。
とはいっても現実には、四六時中、保護者が子どものネット利用を見張っているわけにもいかないわけで、その保護者の「見守り」を支援するというのが、フィルタリングに出来る唯一の仕事であろうと。
一番怖いのは、「フィルタリングさえ買っておけば、もう子どもは安心」という考え方になってしまうところ。その意味では、このコラムで取り上げられているお母さん方のコメントには、ほっとしたというのが本音です。
なおコラム中に出てきている、「フィルタリングの仕組み」とか「フィルタリングの効果」についての、提供側からの説明不足(利用者から見た不透明感)というのは、もう一つ別の課題として存在しています。
本ブログも、そのギャップの解消を一つの目的にしているものですが、我々フィルタリングサービスの提供側が解決しなければいけないことは、まだまだたくさんあることが改めて確認できたコラムでありました。
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