ネットスターのタカハシです。
本日も、総務省から発表された「平成18年度電気通信サービスモニターに対する第2回アンケート調査結果」の中身を詳しく見ていきたいと思います。
今回は、「自宅のパソコンでフィルタリングソフトを利用していない」と答えた方に、さらに「なぜ利用しないのか」を聞いている部分について見てみましょう。
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まず、最も多い回答は
「子どもがまだ小さいため、必要性を感じない」(27.5%)
になっています。
確かに、子ども達のネット利用の開始年齢が年々早まっているのは、事実のようです。
例えばNTTレゾナントの調査結果では、「ネットデビューは低年齢化の傾向。ピークは3歳~5歳。」「就学前からの利用が3割以上にものぼる。」(2006年8月「第4回小学生のインターネット利用に関する調査」)とのこと。
なるほど、その他の回答に見られる「今は子どもが小さいのでPCの使用範囲も限られているが、利用の枠が広がってきたらフィルタリングソフトの利用を考える」が典型的な例で、就学前であれば、「それほど難しい検索は行なわない(行なえない?)」「保護者の目が届くところでしか利用しない」といった前提は成り立ちそうですね。
ただし、今回の総務省の調査では回答者(保護者)のプロファイルが不明なので、「子どもがまだ小さい」と回答されている方のお子さんが、実際には何歳ぐらいなのか分からないのが残念なところです。
次に多い回答は
「親子でコミュニケーションをとり、利用のルールやマナーを身につけさせればよいと思う」(24.6%)
です。
これも大切なポイントですが、これはたとえフィルタリングを利用していたとしても必要なこと。それが「フィルタリングを利用しない理由」の上位に上がってくるというのは、やはりそもそもフィルタリングというものについてまだ少し誤解があるのかもしれません。
また、「利用のルールやマナーを身につけさせるために」、保護者が具体的にしていることが何なのかも、とても気になりますね。
この点については、いろいろな教材がネット上に見当たりますが、例えば財団法人マルチメディア振興センターが制作した「安心インターネットライフガイド」であれば、PDF版のダウンロードも可能ですし、ルールとかマナーというよりはリスク啓発に重点が寄っているものの、比較的バランスよくまとまっているように思いました。
そのほか、財団法人インターネット協会の「ルール&マナーについての情報」も、ぜひ一度目を通しておくことをおススメします。
なお、それに続く回答、
3位「フィルタリングソフトの存在を知らなかった」(24.0%)
4位「利用の仕方がわからない」(7.6%)
6位「利用するための手続きが面倒そう」(4.1%)
といったところは、まさにいま、「フィルタリング普及啓発アクション」として各方面で進められているところで、フィルタリング提供企業側の努力不足が回答に現れているということですね。
ここはネットスターも色々な意味でもっと頑張らないといけません。
明日以降も引き続き、総務省の調査結果を詳しく見ていきます。
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